友部小06'音声ガイド
制作:2006年8月
素材:音声ガイド、ヘッドホン、手さげ袋、等
発表:2006年08月『アートドリル06'』笠間市立友部小学校(茨城県笠間市)
今も使われている小学校の、夏休み期間を活用した展覧会にて発表。美術館や博物館でよく利用されている『音声ガイド』を使った作品。
小学校の様々なところに散りばめられた番号をガイドに入力すると、そこから聞こえるのは、今はもう小学生ではなくなった人たちの、小学生だった頃の記憶の断片。
「足が速いやつがいちばんかっこよかった」「真ん中のトイレには入らなかった」
一つの番号に一記憶ずつ。過去形と現在形で繰り返される。声の持ち主の出身地や性別、年齢も様々だが、どのエピソードにも不思議と共感と懐かしさを覚える。